芸人・タレント

8000円から月収100万超えへ――さらば青春の光・独立の軌跡とお金の話

🎬 8000円から始まった、さらば青春の光の逆襲劇

➡️ まさかの【給料8000円】。
それが、キングオブコント準優勝という実績を出した芸人「さらば青春の光」に支払われた現実だった。

「このままやと、芸人として終わるかもしれん…」

そう悟った森田哲矢と東ブクロは、2013年に松竹芸能を退所し、【完全フリー芸人】としての人生を選ぶ。

その後に立ち上げた個人事務所――
それが、今やライブで【年間4万人動員】、YouTube登録者数【150万人突破】を誇る【ザ・森東】である。

舞台、動画、グッズ、広告、経営――
芸人という枠にとらわれず“稼ぐ仕組み”をゼロから構築し、
テレビに頼らずに「自分たちだけの道」を切り拓いた。

本記事では、そんなさらば青春の光の成功の裏側にある“戦略”と“感情”を掘り下げていく。

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第1章:8000円がすべての始まりだった


■ キングオブコント準優勝 → 8000円の衝撃 📉

2012年――さらば青春の光が「キングオブコント」で準優勝を果たした直後。

森田が期待して受け取った給料は、まさかの【8000円】だった。

「ネタウケて、賞レースで爪痕も残したのに…これはないやろ」

その金額を見た瞬間、2人の中で“何かが壊れた”。


■ 養成所の壁に明細を貼ろうとした東ブクロ 🧾💢

東ブクロは怒りに震えた。

「こんなに少ないってこと、後輩にも知ってもらわなあかん」

そう語り、給料明細を【養成所の壁に貼る】という暴挙寸前までいったという。

この時の彼の目的は、単なる抗議ではない。

【夢ばかり語られる世界に、現実の冷たさを突きつけること】だった。


■ 森田、全裸で中指。伝説の監視カメラ事件 😡📹

さらに森田は、所属養成所に設置された【監視カメラ】に激怒。

「給料払う金はないのに、監視カメラだけはある。どういうことや」

そう憤った彼は、【全裸で中指を立ててカメラに映る】という暴挙を敢行。
この行動は今では“伝説”として語られているが、当時は本気の【抗議】だった。


■ 独立決意:「フリーになるしか、道がない」 🧳

こうした一連の騒動を経て、2人は【松竹芸能を退所】。

「円満退社」と語ったものの、実際には上層部と顔を合わせることもなかったという。

移籍先のマセキ芸能社も契約不成立。

そしてついに、【完全フリー芸人】として活動を始めることになる。


📝 ワンポイントアドバイス
自分に合わない場所で、我慢を続ける必要はない。自ら行動すれば、道はゼロからでも拓ける。


第2章:ザ・森東設立と暗黒時代


■ 所属なし。営業も自腹。すべてがゼロからのスタート 🛫

さらばの2人が選んだ道は、誰にも頼らない“完全フリー芸人”。

スケジュールも営業も、すべて自分たちでやる。
いわば【自営業芸人】としての再出発だった。

「俺らが芸人の“個人事業主”って意味を一番最初に体現してたかもしれへんな」

こうして誕生したのが、【個人事務所『ザ・森東』】。

立ち上げ当初は、オフィスもマネージャーもなし。
まさに“ゼロ”からの船出だった。


■ 東ブクロの不倫報道 → 仕事すべてキャンセル 💥🗞

だが、その船旅はすぐに嵐に見舞われる。

東ブクロの【不倫報道】が週刊誌で報じられ、テレビ出演やライブのオファーが一斉に取り消される。

「まじで、1本も仕事なかった」

当時の東ブクロは「恐怖で何も覚えていない」と話すほど、精神的にも追い込まれていた。


■ ライブと仲間が救いだった日々 🎭🤝

それでも2人を支えたのは、【ライブ】と【仲間たち】だった。

スピードワゴン小沢は、週5で東ブクロと食事を共にし、
囲碁将棋・しずる・ニューヨークらが積極的にライブに呼び続けた。

「人との縁って、マジでありがたいって思ったよな」

ライブでのネタ披露と、人との絆が、彼らを立て直していった。


■ 2013年、再びキングオブコント決勝進出! 🏆

そして――2013年。
さらば青春の光は再び【キングオブコント決勝の舞台】に立つ。

しかも、【個人事務所所属として初の決勝進出】という快挙。

「面白ければ、誰にも頼らなくても舞台には立てる」

そう証明した瞬間だった。


📝 ワンポイントアドバイス
信頼関係と仲間の支えがあるなら、何度でも立ち上がれる。苦しいときこそ、“つながり”を大切に。

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第3章:さらばのビジネスモデル解剖

――稼げる芸人は、テレビの外にいる


■ テレビのギャラはわずか10%⁉ 📺💸

テレビ出演は多いが、さらばにとっては“広告塔”でしかない。

森田はこう語った。

「テレビのギャラなんか全体の10%くらいやで」

つまり、【本当の稼ぎはYouTube・ライブ・グッズ】で作っている。


📣 東野幸治も驚きながらこう言った。

「さらばは、テレビで稼いでるんちゃうねん。ライブとTシャツや」

今の芸人は、もはや【テレビだけで食う時代ではない】。


■ YouTube登録者150万人、月40万再生で家賃も払える 📹📈

さらば青春の光のYouTubeは登録者150万人以上。


五反田ガレージ、裏さらば、さらば森田の個人チャンネルも絶好調。

「月40万回再生あれば、家賃18万払えるぐらいやな」

動画再生数が、直接収入につながる。

しかも【自由な演出】【編集コントロール】【ファンと近い距離感】という利点も。


▶ YouTubeは、今や彼らの“第二の本拠地”だ。


■ 単独ライブで4万人動員 → チケット即完売 🎟🔥

さらばの強みは、やはり【ライブ】。

2023年には、12都市40公演で【4万人動員】を記録。

しかもチケットはすべて【即完売】。


ライブは【ネタで魅せる場】であり、【グッズ・DVD・配信】などの複合収益の要でもある。

「ライブ1本で数百万円規模の売上が出ることもある」

テレビよりも、ずっと稼げるフィールドがここにある。


■ Tシャツが稼ぐ。グッズ販売は侮れない 👕💰

さらばのグッズ、特にTシャツは“爆売れ商品”。

ファンの心をつかむデザインと、ライブ会場限定の“レア感”で購買意欲を刺激。

「グッズの売上、YouTubeの広告収入超えることあるで」

これは“錬金術”ではない。
【ファンとの信頼と愛着】が築いたブランドなのだ。


■ ギャラはマネージャー含めて3等分 💼🪙

ザ・森東では、森田・東ブクロ・マネージャーの3人で【完全にギャラを3等分】している。

一般的な芸能事務所とは真逆のやり方。

「一緒に戦ってんねんから、ギャラも一緒や」

この文化が、モチベーションと信頼関係を強化し、会社全体の力を押し上げている。


📝 ワンポイントアドバイス
どんなビジネスでも、「誰とどう稼ぐか」が重要。分け合える関係が、最強のチームをつくる。


第4章:森田社長の経営眼と採用戦略

――芸人であり、社長でもある。両輪で走る男の頭脳


■ 羽生結弦が“ドラフト1位”?社長のリアル戦略 ⛸✨

東野幸治に「誰をザ・森東に入れたいか」と聞かれた森田は即答。

「羽生結弦くんやね。営業もグッズもカレンダーも…全部イケるやろ」

笑いを取りながらも、真顔で計算していた。

🌟 人気 × ファン層 × グッズ展開
📈 全てを見据えた、【森田社長の経営目線】が光る。


■ 謝罪動画つきCM契約という異常な戦略 😂🙇‍♂️

ザ・森東ではCM契約時に【東ブクロが万が一やらかした時のための“謝罪動画”】も撮っておく。

本編の撮影が終わったら、すぐに

「この度は、誠に申し訳ございませんでした…」

と土下座する映像を収録。

東野はこれを聞いて、膝から崩れ落ちたという。😂

でも、広告主はこれに納得してくれるというのだから、すごい。


■ YouTube「五反田ガレージ」も絶好調 🚗🎥

森田が個人で運営するチャンネル「五反田ガレージ」は、車好き&芸人との対談が人気。

ゲスト芸人も豪華で、1本10万再生超えも多数。

「趣味のはずが、ちゃんと仕事になってもうた」

好きなことで数字が出せる――
これが今の時代の働き方。


■ 東ブクロの“ゴルフ学校”が想定外の人気 ⛳️📈

東ブクロが立ち上げたYouTubeチャンネル「東ブクロのゴルフ学校」。

業界内外のゴルファーとのコラボが人気で、ニッチながら【安定した再生とファン層】を確保。

「不祥事はあったけど…好きなことを突き詰めてたら、応援してくれる人もおる」

マーケティングは必ずしも“好感度”ではなく、“共感度”なのだ。


📝 ワンポイントアドバイス
リスクに備えることも、立派な経営戦略。笑いを交えながら、ビジネス視点を忘れないのが成功のカギ。

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第5章:現在地とこれから

――時代の最前線を走る“ネクスト芸人”の姿


■ YouTube×ライブで最強の集客構造完成 📊🎟

さらばは今や、【テレビに出なくても稼げる】芸人の代表格。

YouTubeでファンを増やし、ライブに誘導。
ライブで笑いとグッズを届け、またYouTubeへ還流させる。

この循環が、【芸人の新しいエコシステム】を作っている。


■ テレビ依存からの完全脱却 💡📴

「テレビはあくまで広告塔。メインの稼ぎは、ライブと動画とグッズ」

森田は、そう言い切る。

YouTubeが再生され、グッズが売れ、ライブで現金が動く。

これは、芸人が“ビジネスマン”になる時代の象徴だ。


■ 芸人=コンテンツプロデューサーの時代到来 🎨🧠

さらばの仕事は、ネタを書くことだけではない。

✔ チャンネル企画
✔ グッズ制作
✔ イベント運営
✔ 広告契約
✔ 経営判断

すでに彼らは“芸人”というより【マルチコンテンツのプロデューサー】。


📝 ワンポイントアドバイス
何か一つの道に縛られるな。好きなことを軸に、稼ぎ方を増やすことが、これからの常識になる。


🎉 まとめ:泥水から奇跡へ。さらば青春の光の全記録

  • 賞レース準優勝でも給料は8000円という現実

  • 独立→不倫スキャンダル→完全フリーな泥水時代

  • ライブで4万人動員、YouTube登録150万人突破

  • グッズ戦略とギャラ配分、YouTube運用の強化

  • 社長視点の戦略やリスク対応から未来への展望まで

さらば青春の光は、テレビに頼らず、仲間とファンと作り上げた「自分たちだけの芸能の理想形」だ。

まだまだ進化し続けるふたりの挑戦は、どんな業種にも応用できる“自分で道を創る姿勢”のモデルとなっている。


📚 さらば青春の光 プロフィール & 関連リンク

◆ コンビ名

さらば青春の光(Saraba Seishun no Hikari)

◆ メンバー

  • 森田 哲矢 (もりた てつや)
     ツッコミ・ネタ作り担当/1981年8月23日生/大阪府堺市出身/身長164cm/血液型B型

  • 東ブクロ (東口 宜隆:ひがしぐち よしたか)
     ボケ・ツッコミ担当/1985年10月6日生/大阪府茨木市出身/身長167cm/血液型O型

◆ 所属事務所

個人事務所「ザ・森東」設立:2013年10月(森田代表取締役社長、東ブクロ副社長)


📌 関連リンク

-芸人・タレント