作家・脚本家・映画監督・画家…。 多彩な才能を発揮し、愛されたクリエイター・大宮エリーさんが、2025年4月23日に49歳で亡くなりました。突然の訃報に、芸能界や多くのファンから悲しみと追悼の声が広がっています。
この記事では、大宮エリーさんの輝かしい経歴と、知られざる闘病の軌跡を振り返りつつ、関係者たちから寄せられた言葉、そして彼女の「自由で型破りな生き様」についても深掘りしていきます。
大阪府出身の大宮エリーさんは、数学が苦手だったことから「数学が0点でも受かる大学」として東大薬学部を選んだという、ユニークな進学理由で知られています。卒業後は広告業界最大手の電通に入社。しかし、組織に馴染めず「君は組織に向いていない」と言われ、自ら退社を決意。
この時点で、型にはまらない生き方がすでに始まっていました。
マルチなジャンルでの活躍は”天才肌”そのもの。どの分野でも”エリー節”を炸裂させました。
近年は画家としても精力的に活動。 2024年11月からは京都府の妙心寺内「桃源郡を見つけに行こう~お寺でresort~」で、美しいまでに魅せる衰繋紙等を大量に描き上げ、来場者を驚かせました。
2025年初頭、新年のインスタライブで「声がでにくい」と語った大宮さん。
2月には「クリエイターを育てる場」として長年続けてきた「エリー学園」をやむなく閉鎖。
最後のSNS投稿は3月6日。「お手紙を書くことで日常の美しさをより気づける」と絵や手紙とともに笑顔を見せた。
闘病の中でも、自分のことよりも「見てくれる人に光を射したい」という思いのまま、作品を続けていた大宮さん。
その姿は、誰よりも、自由で強く美しかった。
その他、万種の著名人からも、死を悲しむ声が止まらない。
「東大です」「電通出身です」と自ら言わなかったのは、「ああ、思ったより頭良くないね」とがっかりさせることが怖かったからだったと語っています。
本名:大宮 恵里子(おおみや えりこ)
生年月日:1975年11月21日(大阪府出身)
没年月日:2025年4月23日(享年49歳)
出身校:東京大学薬学部卒業
血液型:A型
所属:大宮エリー事務所(2021年よりマセキ芸能社とも業務提携)
経歴と活動:
東大卒業後、電通に入社しコピーライターとして活躍。
退社後は、作家、脚本家、映画監督、演出家、ラジオパーソナリティ、画家とマルチに活動。
代表作に、映画『海でのはなし。』、脚本『サラリーマンNEO』、ミュージックビデオ『スピッツ「群青」』など。
近年は画家としても活動し、京都・妙心寺での襖絵展などを成功させた。
生涯独身を貫き、自由な発想で多くの作品を世に送り出した。
🎬 大宮エリーさんが初監督した映画『海でのはなし。』についてはこちらで詳しく紹介しています。
▶ 映画『海でのはなし。』とは?大宮エリー初監督作品【2025年最新】
“生きるコント”を地で行くような、自由で力強くユーモアあふれる人生。
大宮エリーさんが残した言葉や作品は, これからもずっと、誰かの心を明るく照らし続けるでしょう。
👉著名人たちが寄せた追悼メッセージはこちら
▶ 大宮エリーさんに寄せられた著名人の追悼コメントまとめ|宮沢りえ・松尾貴史・伊沢拓司らが語った別れ【2025年最新】
心よりご明福をお祈りいたします。