社会問題

万博駐車場「6500円」でガラガラ⁉ 吉村知事“値下げ検討”発言に賛否【2025年GW】

🚗「え、6500円!?」万博駐車場に驚きの声続出

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2025年4月13日に開幕した大阪・関西万博。ゴールデンウィークに入り、会場は一定のにぎわいを見せていますが、その一方でネット上で「高すぎる!」と非難が相次いでいるのが――

万博のパーク&ライド駐車場「6500円」問題です。

この価格設定に、多くの来場者が困惑。 中には「常識を外れている」と怒りをあらわにする声まで飛び出しています。


📍駐車場の仕組み|「舞洲」「堺」「尼崎」に設置されたP&R方式

万博会場「夢洲(ゆめしま)」には、自家用車では直接乗り入れできません

代わりに整備されたのが、舞洲・堺・尼崎に設けられたパーク&ライド方式の駐車場。 ここに車を止め、専用の無料シャトルバスで会場に向かう流れです。

地域駐車料金(基本)シャトルバス
舞洲5,500円 + 変動あり(混雑時上乗せ)
5,000円同上
尼崎5,000円同上

ただし、GW期間中の繁忙料金や混雑時間帯料金が加算されるため、最終的に6500円に跳ね上がるケースも…!


🗨️「ガラガラなのに高すぎる」現地から不満の声が噴出

実際に5月2日、舞洲の「万博P&R駐車場A」に到着したという家族連れはこう語ります。

「ぐるぐる回されたあげく、空いてるのに案内が不親切で迷いました。 小さい子がいるから車にしたのに、6500円は高すぎる」

また別の高齢女性は、

「この料金設定、常識外れだと思います」

とバッサリ。

他にもネット上では、

  • 「結局、西ゲートはガラガラ」
  • 「大阪市内で月極借りた方がマシ」
  • 「夢洲は遠いし不便すぎる」

など、料金だけでなく案内やアクセス面への不満も多く投稿されています。

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🧒一方で「高くても快適だった」との声も

ところが真逆の意見もあります。

「西ゲートからすぐ入れて快適だった」 「バスはピカピカ、待ち時間ゼロ。子どもも大喜びだった」 「むしろディズニーと同じレベル。妥当な価格では?」

現地に行った人の一部からは、価格に見合う価値があったという声も上がっており、議論は真っ二つに割れています。


🚌問題は“価格”だけじゃない?パーク&ライド制度の欠点

そもそも、この「パーク&ライド」には複数の使いにくさが存在します。

🔻主な不満点

  • シャトルバスの予約時間が厳格で融通が利かない
  • 帰りの便は前倒し不可(早く帰りたくてもバスが来ない)
  • 小さな子連れ・高齢者にはかえって不便

このため、「車で行く価値なし」と判断する来場者も多く、アクセス自体を敬遠する要因になっているようです。


🗣️吉村知事「値下げするとは言っていない」が波紋に

こうした状況を受け、大阪府・吉村洋文知事もついにコメントを出しました。

「値下げせよとは言っていないが、改善の余地はある」 「まったく使われなければ意味がない」

しかしこの発言がさらに賛否を呼ぶ事態に。

  • 「値下げした方がいいに決まってる」
  • 「あいまいな発言で逃げてるだけ」
  • 「現場の状況を見てないのでは?」

と、SNSでは批判の声が再燃しています。

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💬SNSの反応まとめ|怒り・提案・皮肉が渦巻く

「原付が2000円とかディズニーより高い」
「障がい者や妊婦だけでも割引しては?」
「そもそも行きたくなる設計じゃない」
「交通政策の敗北だと思う」
「6500円でガラガラとかギャグでしょ」

一部では、近隣住民の月極駐車場を訪問営業していた不審業者の話も拡散されており、「制度そのものの歪み」も指摘され始めています。


📊なぜこんな価格設定に?万博側の“狙い”と「抑制価格」という考え方

万博側が策定した「アクションプラン」では、自家用車の利用について以下のように明記されています。

「公共交通機関の利用を第一に推奨し、やむを得ず自家用車を使う場合に限り、会場外のパーク&ライド駐車場を案内する」 「夢洲(会場)への直接乗り入れは原則禁止とし、P&R駐車場経由を基本とする」

つまり、駐車場の価格設定には「できれば使ってほしくない」というメッセージが込められており、これがいわゆる “抑制価格” という考え方です。

🔍 抑制価格とは?

利用者の数を意図的に制限・抑制するために、価格を高めに設定する手法。 たとえばテーマパークのファストパスや高速道路の深夜割引・通行料などでも同様の考えが使われています。

今回の万博駐車場で言えば、

  • 「極力、電車やバスで来てほしい」
  • 「それでもどうしても車を使うなら、仕方なくこの価格で」
  • 「数が増えすぎないよう、高めの設定で抑止したい」

という**“需要を意図的に絞る”ための価格設定**だと読み取れます。

しかし実際には、

  • 「利用したい人がいるのに、高すぎて諦める」
  • 「値段に見合わない不便さがある」
  • 「だったらもっと明確に“推奨しない”と伝えるべきでは?」

といった、制度と現場のミスマッチが問題視されているのです。

👇その結果、「空っぽ駐車場」が現実に

抑制価格としての意味はわかっても、その結果が「ガラガラの駐車場」「混雑する電車」「西ゲートの有効活用が進まない」では、**本末転倒では?**という声も少なくありません。

「抑制するための価格」が、“忌避される価格”にまでなってしまったのが、今回の失敗だったとも言えるかもしれません。


✅まとめ|今後の“値下げ”はある?そして万博が直面する課題

今回の騒動は、「6500円の価格が高いか安いか」だけではなく、

  • 利用者のニーズと制度設計のズレ
  • 現場での体験と事前予約システムの煩雑さ
  • 運営側の柔軟性の欠如

といった、万博全体の課題が浮き彫りになった出来事です。

今後、吉村知事が明言したように**「改善の余地」=値下げ含む再検討**が行われるのか、それとも「このまま押し通す」のか――

万博のアクセス制度が、今後の集客や満足度に大きく関わることは間違いありません。


🔚あとがき|あなたはどう思いますか?

6500円は高すぎ?それとも快適さと引き換えなら妥当?

ぜひSNSやコメント欄で、あなたの意見も聞かせてください。

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