2025年4月10日放送のテレビ東京『ナゼそこ?』では、山口県宇部市にある“黒五郎集落”が特集されました。
400年以上前に実在した人物「黒五郎」の名が残るこの場所は、現在ではたった3世帯のみが暮らす、まさに“限界集落”。
そんな山奥の小さな集落で、手作業で竹炭を作る人物が注目を集めています。
自然と共に生き、手間暇を惜しまずに作られる“竹炭黒五郎”とは一体どんなものなのか?
そして、この秘境に人々が集まる理由とは?
今回は番組放送前の情報をもとに、山口県黒五郎集落の位置や歴史、話題の商品「竹炭黒五郎」『竹紙』、販売場所などを詳しくご紹介します!
黒五郎集落は、山口県宇部市大字奥万倉1585付近に位置する山間の小さな村です。
その名の由来となった「黒五郎」は、400年以上前に実在したとされる人物で、彼の子孫が村を拓いたという伝承も残っています。
現在では3世帯が暮らす限界集落となっており、住民同士の結びつきが強く、神事や火入れといった集落行事も大切に受け継がれています。
そんな歴史ある黒五郎集落を拠点に、今注目されているのが「竹炭黒五郎」の製造者・ヒロさんによる手作り竹炭や竹紙です。
黒五郎で作られている代表的な商品が『竹炭黒五郎』。
山の中で採れる良質な竹を使い、昔ながらの“火入れ”によってじっくりと焼き上げる手作りの竹炭です。
▼竹炭の主な用途
・空気清浄・消臭効果
・湿気取り
・水の浄化 など
製造者のヒロさんは、黒五郎に暮らしながら、地域の神事や行事にも深く関わる存在。
自然と向き合いながら、地域とつながり、ものづくりを続けるその姿勢が、番組でも取り上げられました。
今回の『ナゼそこ?』では、1人目の秘境人として“木槌を使って叩きまくる”原始的な方法で作られている“アレ”の正体が明らかに。
それが「竹の紙(竹紙)」です。
山に自生する竹を丁寧に収穫し、繊維を煮出して、木槌で何度も叩いて柔らかくするという、非常に手間のかかる伝統製法で作られています。
竹紙はこんな用途で人気!
・和紙のような風合いが美しい
・便箋やラッピング素材として利用可
・自然派雑貨やクラフト素材として注目
町のクラフトイベントや雑貨店などでも評判となっており、環境にやさしい素材としても今後の広がりが期待されています。
こうした手仕事の魅力が再発見されることで、黒五郎のような秘境から新しい価値が生まれています。
ヒロさんの活動や黒五郎での暮らしぶりは、Facebookでも発信中です。
▶ 竹炭黒五郎 Facebookページはこちら
『竹炭黒五郎』は、以下のような場所で販売されているとの情報があります。
ハイカラ製作所は、山口県周南市を拠点に、自家製酵母パンやナチュラルおやつを製造・販売している個人製作所です。
店主の“火のある暮らし・農のある暮らし”をテーマに、古民家で丁寧に作られた商品は、地元でもファンが多く、『竹炭黒五郎』などの取り扱いも行われた情報がありましたが、現在は不明です。
※ハイカラ製作所は実店舗販売は行っていません。
商品の購入は、下記の取扱店やマルシェ出店で可能です。
▼主な取扱店一覧
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▶ @haikaraseisakusho(お店の公式)
▶ @kumiasada(店主の暮らし)
道の駅 ソレーネ周南は、山口県周南市の国道2号線沿いにある大型の道の駅です。
地元の新鮮な農産物や加工食品をはじめ、手作りクラフトや特産品も豊富に揃っています。
『竹炭黒五郎』のような自然素材の商品も取り扱われており、地元ファンにも人気の販売スポットです。
そのほか、地域のマルシェやイベントでヒロさん自身が出店することもあります。
販売情報は、Instagramや出店イベントのお知らせなどをチェックしてみてください。
そのほか、地域のマルシェやイベントでヒロさん自身が出店することもあります。
販売情報は、Instagramや出店イベントのお知らせなどをチェックしてみてください。
ヒロさんは、縁もゆかりもないこの黒五郎集落に移住し、自然の中での暮らしと“竹炭作り”を選びました。
都会の便利さでは得られない「静けさ」や「本来の豊かさ」、そして地域とともに生きる実感が、彼の原動力となっているようです。
番組ではこの「移住の理由」にも迫る内容となっており、多くの人の心に響くストーリーが展開されると期待されます。
黒五郎集落は、ただの限界集落ではありません。
手仕事・自然素材・丁寧な暮らし——そうした価値観が見直される今、竹炭黒五郎のような取り組みが、多くの人にとっての“希望”として映ります。
テレビ番組をきっかけに、黒五郎の名前が全国に広まり、さらなる活性化や人のつながりが生まれるかもしれません。
気になった方は、ぜひ“竹炭黒五郎”をチェックしてみてくださいね♪