🌍リード|温暖化が引き起こした“異変の海”に希望はあるか?
地球温暖化の影響が、私たちの食卓を支える「海の恵み」に静かに、しかし確実に影を落としています。
北極の氷が加速度的に溶け、🌊 海流や海水温が変化。日本近海にもその影響が押し寄せています。
北海道でズワイガニが“予想外”の大量発生🦀
長崎ではサッパだらけ🐟
三陸の海では、見たこともない魚が網にかかる…😨
「獲れても売れない」「加工法が分からない」
こうした“未利用魚”の存在は、漁業従事者にとって死活問題です。
いま、ズワイガニの“南下”や未利用魚の増加といった事態が現実に進行しており、各地の港では深刻な声が上がっています。
しかし、そんな絶望に近い現場に、“救世主”のような存在が現れました──
それが、未利用魚を“金の魚”へと変える革新企業 「フーディソン」 です✨
🧠そもそも「フーディソン」って何者?
「フーディソン(Foodison)」は、2013年創業・東京中央区に本社を置く水産ベンチャー企業🐟💼
社名は「Food(食)+ Edison(発明家)」の造語で、
“食の流通に革命を起こす”という理念のもと、地方と都市をつなぐ事業を展開しています。
✅フーディソンの“3つの武器”
-
🎣 全国の漁港に密着したバイヤー網
→ 現場に根ざし、価値が見いだされていない魚を“その場で”買い取る! -
🏪 都市型鮮魚店「サカナバッカ」
→ 東京・埼玉に10店舗展開。“地元でしか食べられなかった魚”を都市でブランド化! -
💻 飲食店向けEC「魚ポチ」
→ 1尾単位で全国の飲食店に発送。登録店舗は4万件以上!
この仕組みによって、「売れなかった魚」が「都市で求められる魚」へと生まれ変わるのです。
まさに、今の海の変化に立ち向かう“革命的存在”なのです🔥
今後は水産業だけでなく、農業・畜産業との連携や海外展開も視野に入れており、“日本の一次産業の救世主”とも呼べる存在へと進化しつつあります。
📢 そんなフーディソンの取り組みが、テレビ東京『ガイアの夜明け』でも取り上げられました👇
【テレビ出演のお知らせ】フーディソンの挑戦が、テレビ東京「ガイアの夜明け」で紹介されます!
放送日時:5月30日(金)22:00〜
番組詳細:https://t.co/CTQJ34NYsq
気候変動に直面する水産業界の課題、そして未来への挑戦。私たちの想いが伝わるとうれしいです。ぜひご覧ください!#ガイアの夜明け— フーディソン【公式】 (@foodisonrecruit) May 23, 2025
🦐異常事態…ズワイガニが北海道から兵庫へ“カニ大移動”
「北海道のズワイガニが、なぜ兵庫に?」
海産物の流通に詳しい人ほど首をかしげるかもしれません🤔
しかし、ここ数年でオオズワイガニが北海道・えりも町周辺で“異常発生”🧊
ズワイガニといえば、日本海側の冬の風物詩。冷たい海で育ち、甘く引き締まった身が人気です✨
オオズワイも味は良好👍
でも、北海道にはすでにブランドガニが多数…市場では埋もれてしまっていました。
📦 そんなカニたちを救ったのが フーディソンのバイヤーたち!
兵庫県香美町の加工会社「マルヤ水産」に、大胆にも“カニの大移動”を仕掛けました🛻🦀
設備や技術が整っていたため、オオズワイも同じ工程で加工可能。
設備投資不要・人員も確保済みで、コストもリスクも低く抑えられた理想の形に。
🌊 「しけでカニが獲れないと休業するしかない…」
そんな状況を打破する“原料革命”だったのです。
🐟サッパが大漁でも…「エサ価格」でしか売れない現実
長崎・雲仙の港でも異変が起きていました。
本来はカタクチイワシを狙っていた漁師たちの網にかかったのは──サッパ🐠💦
この魚、瀬戸内海では“ママカリ”として親しまれている一方、
加工には不向きで「買い手がつかない」=“未利用魚”扱いされがち。
😢「サッパしか獲れない…」「エサとして数十円にしかならない…」
赤字続きで出漁すらためらう漁師も現れはじめていました。
🥣ラーメン店も驚いた!“サッパ煮干し”の上品なだし
そんな中で現場に現れた救世主が、フーディソンの萩野那由太さん🍜✨
「脂が少ない=クセがない。ならば、上品なだしが取れるかも?」
という着眼点で、サッパ煮干しの開発に挑みました。
🧪 出来上がった煮干しは、上質なだしがしっかり出る優れモノ!
「おでんに合いそう!」「これ、ラーメンのスープに使える!」
と地元漁師たちからも驚きの声が。
東京の人気ラーメン店「クラム&ボニート 貝節麺ライク」で実際にスープ化され、
🧡「通常の煮干しよりクセがなく、スープに深みが出る」と好評!
「フーディソン」は1キロ500円で買い取ることを決定。価格は従来の約8倍に!
🌊三陸の“ヤガラ”にも光が差す…地元出身バイヤーの奮闘
岩手・三陸では、温暖化の影響で「アカヤガラ」が水揚げされるように🐉
しかし…可食部が少なく、地元には加工業者もおらず、「扱えない魚」とされていました。
そこに動いたのが、宮古市出身のフーディソンバイヤー・山本英満さん🧭
震災で親族を亡くした過去を持つ彼は、「恩返しがしたい」と25年ぶりに地元に戻ります。
💪 売れない魚を買い取り、加工と販売ルートの構築に挑戦。
彼の動きが、三陸の港に再び希望の光をもたらそうとしています。
「地元に戻って、自分ができることをやりたい」──
その言葉には、震災を超えて前を向く日本人の原点が詰まっていました。
📈変わる海に、変わるビジネスモデル
「フーディソン」は、
✅ 地方の“未利用魚”を
✅ 都市で“価値ある食材”に変え、
✅ その循環を仕組み化した、唯一無二の漁業ベンチャーです。
都市部の飲食店・家庭と、生産現場の“困った”をつなげることに成功し、
全国に希望のモデルを拡げつつあります。
🔍まとめ|温暖化の海で、漁業はどう生き残るのか?
温暖化によって、海は日々変化しています。
「獲れても売れない魚」ではなく、「価値を生み出す魚」へ。
それを可能にしたのは、人の目利きと、行動力と、仕組みづくりでした💡
🌊 海が変わり、魚が変わり、常識が通じなくなった時代──
それでも、目の前の現実を“ビジネスと知恵”で乗り越えていく人たちがいます。
「もう漁業は終わりかもしれない」
そう語る人々の前に現れた“救世主”こそ、フーディソン。
🌈 ピンチの中にこそチャンスがある。
そう気づかせてくれる、希望の光のような存在です。
海の異変は、すでに“誰かの問題”ではなく“私たちの問題”。
では、あなたならこの魚をどう活かしますか?