🎯 “今が全盛期”なのに…なぜ?
MLBオリオールズで好投を続ける菅野智之に、突如として浮上した“トレード濃厚”のニュース。
しかも本人はこう語る。
「明日が最後かもしれない」「でも、絶対に今が全盛期だと思う」
順調な成績、揺るがないメンタル。それでも移籍が現実味を帯びる理由とは?
そこには、**MLB特有の“ビジネス構造”**と、35歳でつかんだ円熟の進化があった──。
⚾なぜ活躍してるのに?“今が全盛期”でもトレードされる理由
まず誰もが疑問に思うのはココ。
「好調な菅野がなぜ放出候補に?」
💡そのカギを握るのが、MLBのビジネスとしての再建戦略。
-
オリオールズは今季、ア・リーグ東地区で最下位に沈む
-
シーズン中盤を前に“プレーオフ断念モード”に突入
-
今後に向けて「若手中心で再建」に舵を切りつつある
👉 そのタイミングで**「今すぐ活躍できるベテラン」**は、
プレーオフ進出を狙う上位チームに“売る”対象になる。
🟡菅野は1年契約かつ安定投球の即戦力投手。
👉「今が売り時」と判断されているのだ。
つまり──
**「調子が良いからこそ放出される」=MLB流“合理的トレード”**なのだ。
🔥菅野智之が語った「全てを受け入れる覚悟」
そんな現実を、菅野は冷静に受け止めている。
「明日言われるかもしれない。だから、毎日を大切に過ごしたい」
「いろんな縁があってここに辿り着いた。このチームで勝ちたいという思いもある」
チームが低迷しようが、トレードが濃厚だろうが、一球入魂の姿勢は変わらない。
そして彼の心にあるのは、4年前の悔しさだ。
📉どん底の4年を経て、ようやくつかんだ“今”
2020年オフ、一度は断念したメジャー挑戦。
その後の巨人での4年間は、ケガと不本意な成績に苦しんだ。
-
2021年:6勝
-
2022年:10勝
-
2023年:右肘負傷、開幕二軍、4勝止まり
当時の自分をこう振り返る。
「2021年がどん底だった。2023年はもっとだったかも」
そんな彼を奮い立たせたのが、2人の存在──。
💬プロゴルファー・中島啓太の“応援”が生んだ覚醒
弟分のように慕うプロゴルファー・中島啓太は、常にこう言ってくれた。
「好きな野球選手は菅野選手です」
それが菅野のプライドに火をつけた。
「ダサい自分では応援させちゃいけない。かっこいい自分でいたい」
この言葉が、再挑戦を決意させる原動力となった。
🤝盟友・長野久義の何気ない一言も背中を押した
もうひとりは、巨人の盟友・長野久義。
「俺はトモがアメリカで投げるとこ見たいな」
その一言が、くすぶっていた心に火をつけた。
「こんな自分にも、まだ夢を見てくれる人がいる」
だからこそ、今季の挑戦は“人生を賭けた一発勝負”だったのだ。
🧠35歳の進化「絶対、今が全盛期だと思う」
菅野は言い切った。
「20代で来てたら、今より活躍できなかったと思います」
「今は技術も心のキャパも違う。総合的に今が最も完成された自分」
調子が悪くなったときの立て直し、体の使い方、技術の再構築──
すべてが整ったいま、「本当に勝負できる時期が来た」と感じている。
🏆トレード=チャンス?“強豪チーム”でリングも夢じゃない
MLBでのトレードは、「構想外」だけではない。
むしろ──
💡「本気で優勝を狙うチームが、最後のピースとして狙うのが菅野」
今の彼は、
-
四球が少ない
-
大崩れしない
-
ゲームを作れる
▶︎どの強豪球団も喉から手が出る即戦力。
ワールドシリーズ制覇の鍵を握る存在になりうるのだ。
✍️まとめ|「最後の挑戦」ではなく「ここからが本番」
“全盛期”は過去ではなく今、目の前にある。
トレードがあろうとなかろうと、菅野はこう言っている。
「ラストチャンスだと思っている。全てを受け入れる覚悟です」
メジャー挑戦を夢見て苦しんだ4年間があるからこそ、
今の菅野智之はただの“オールドルーキー”ではない。
35歳、メジャー1年目。
「完成された投手」として、最も輝く場所へ向かう物語は、ここから始まる。
💡関連記事
菊池雄星の妻が語った“箱ティッシュ初デート”秘話に驚きと感動の声【深イイ話2025】